手にとって確かめることができるような出来事

IT関連に関わらず、ビジネス知識を身につけようと思ったら、実際に体験してみるか、書籍などの媒体を通して学ぶことしかない。実際に体を動かせるなら、恵まれた環境にいられてるんだと思う。しかし書籍などを通して学ぶことはわかりにくい、そこには微妙なニュアンスの違いや、誤謬など様々なノイズが入る。
読んでいて特に辟易としてしまうのは、情報の内容が全てこうあるべきという「理想論」で語られている内容のものだ。
物事を理解するときには必ず理想からのトップダウンと現状からのボトムアップの両面から入る必要がある。どちらか一方ではバランス感覚がおかしくなって正気じゃいられなくなると思う。
世の中一般の書物を読んでいるとこのバランス感覚を欠いたものをよく目にする。そういったものを見たり読んだりしても、何が言いたいのかわからなくてガッカリする。
ここで学ぶべきことは、自らのバランス感覚はしっかりと保持しようという教訓だ。
いつまでも、忘れないように。