PlayStation3 茨の道

ソニーPS3の影響で巨額赤字らしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070131-00000025-fsi-ind

ゲーム機部門では、11月に日米で発売した新型「プレイステーション3(PS3)」が約2カ月で出荷台数200万台を記録した。ただ、「原材料費が販売価格よりも高い」(大根田CFO)という価格設定により、1245億円の営業損失を計上。この結果、第3四半期の営業利益全体は33・5%の大幅減益となった。

1245億円という桁違いな赤字。よくこれで潰れないものである。

これに対し、大根田CFOは、「PS3のコストが改善されれば、今後期待できる」と、来期以降の業績回復に自信を示した。

販売価格よりも原材料の方が高いから、売れば売る分だけ赤字になる。粗利益の段階ですでに赤字なのである。それで大丈夫なんだろうか?
しばらくは生産コストを下げることが重点課題になるのだろう。つまり、それ以外の戦術が後回しになることを意味している。Wiiと競争するため(販売台数を確保するため)にかなり無理をしている気がする。
純粋なゲーム機であるWiiと真正面から競い合うのはやめた方が良いのではないか。もっとPS3向けの付加価値を求めるべきではないだろうか。
日本を代表する企業としてソニーには期待してるんだけど…。