構造主義に興味を持ちました

昨日、地元にある図書館に行く機会があった。図書館というのは実に大きな建物で、全体を一通り歩き回るのに一苦労。普段から書店を利用することが多いぼくとしては、このキャパシティの違いに、少なからず驚いた。
川端康成が思った以上にたくさん本を執筆していたのに驚いたり(雪国と、伊豆の踊り子と、掌の小説ぐらいしか知らなかった)自分が興味のない分野の本などもじっくりと眺めてみる機会を得た。
30分くらいかけて館内を周回した後、2冊の本を手にとってみた。1冊目は世界にまつわる幻獣の逸話などを集めた本である。ぼくの記憶が間違っていなければ、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」で参考文献として名前があがっている本である。ちらちらっと熱心に目を通したあと、本棚に戻した(正しい位置に戻した自信はない)。
2冊目に手にしたのは、「はじめての構造主義」である。ここ最近、構造主義に関する情報を@ITでちらほらと見かけるようになってから、ぼくの頭の片隅に、じっとこびり付いていたみたい。
手にしてから約2時間ほど、本を手にしたまま姿勢を変えて椅子を変えて、構造主義の世界に没頭していた。近いうちにこの本を買って本格的に読んでみようと思う。