システム開発についての考察 その1

コンピュータと人間との(論理的な)インタフェースとしてプログラミング言語があるわけですが、今の言語ではあまりにも世間一般のコンピュータシステムとのギャップがあると思います。

簡単にシステム開発の一般的な流れ

  1. ユーザーが考えるシステム像
  2. 要件をまとめた仕様書
  3. 実装のための資料をまとめた仕様書
  4. プログラムのコード
  5. 各種テスト仕様書

ユーザーのニーズから実際のプログラムのコードへ行くまでは2つの仕様書を経るという険しい道のりを超えなければいけません。人間という非論理的なセンスをコンピュータプログラムという極めて論理的なものへ置き換えるだけで、2段階も工程を踏まえなければいけないわけです。
ここで書かなくても、誰もがわかってることですがこんなこと上手くいくわけがありません。ぼくもそんなことをわざわざ言いたいわけではないです。
ただ社会人経験を通して、このシステム開発について最も腹が立ったことがあります。それは「絶対うまくいくはずのないこの大艦巨砲主義を当たり前のように使用してシステムを開発している」ことです。アホみたいに。
もはやこの開発プロセスは(ほぼ)絶望的に修復不可能です。お金とかの契約や開発体制(ゼネコン体質)の問題で複雑な他のプロセスが絡み合ってくるおかげで色んな糸がもつれあってます。
多くのソフトウェア会社はこの病を直す気がありません。コンピュータシステムは高価ですから利益は出るし、協力会社は人月単位でお金をもらうからそんなこと考えもしません(むしろ複雑なままで良いと思ってるところもあるんじゃないか)。
まーなんていうか、、腐ってるんですよね。全体的に。
東京の方はまだマシかもしれませんが、名古屋は汚物まみれです。思わず目を背けたくなる。

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本当はもっと技術的なことを書くつもりだったのになんだこりゃ^^;
まあそれは改めて。。。