ハードウェアとソフトウェアの密接な関係

先日書いたハードウェアの発展について、id:kagamihogeさんからコメントとともにご自身のブログでも意見を書いていらっしゃった。
http://d.hatena.ne.jp/c/20070130/1170152827
それだけでも嬉しいことなんだけど、そこからさらに発展してブログをエントリーされている方が2名ほどいた。
http://d.hatena.ne.jp/yasuho/20070130/p1
http://d.hatena.ne.jp/TakamiChie/20070131/1170238995
自分が書いた内容がきっかけでエントリーが続いていくのを見てると、とても楽しいですね^^
んで、気になったところに反応してみます。

ソフトの進化ってハードのそれに比べるとどうにも遅い気がするんだよね・・・。なんでなんだろう。

かなり前に@ITの会議室でも同じような趣旨の意見を見掛ましたが、ソフトウェアの進化はハードウェアの進化の上に成り立ってます。
それこそ20年も前なら貧弱なハードの上で制限されたプログラミングしかできなかっただろうし、そんな状況でソフトウェアの発展ができるわけがないと思っています。
人間は人間の枠を飛び越えたことはできません。工夫すれば色んなことができるようになりますが、やはり人間は人間です。虎やライオンのように獲物を狩る爪もありませんし、カメレオンみたいに保護色を持ってるわけでもありません。
コンピュータが進化するためにはハードウェアを高性能化させて、その上でソフトウェアが創意工夫しなければいけません。
だから、ぼくが思ってるのが、ソフトウェアの発展が遅いのはハードウェアが成熟してないからだということです。
加えて言うと、システム開発はソフトウェア技術を基盤として成り立っているのだから、ソフトウェアが成熟しない限り、先は見えません。
今後どれだけの年月をかけて成熟してゆくのでしょうか?それすら見えていない今のこの業界です。報われません。