ヒエラルキー組織からの脱却

ひさしぶりのt-wadaさんの日記に触発されて思ったことを書いてみます。特に注記する必要はないと思いますが、個人的な話です。
会社としての組織のあり方もそろそろ変わってくるべきだと考えてます。具体的に言うと、タイトルにあるような、階層(ヒエラルキー)のある体制はもう止めて欲しい。ということです。

何が問題なのか?

階層を作ってしまうと、リスペクトの心がなくなってしまうからです。上下関係のある体制では、下から上に向けた尊敬の念が生まれることは自然な流れですが、上から下というのはなんとなく違和感を感じてしまいます。そのために、なんていうか、ギスギスした感じを持ってしまうんです。
チームで仕事をするためには何が必要でしょうか?それはチーム内での信頼関係です。お互いをリスペクトし合うことでチーム力が発揮されます。
上司とか部下なんていう関係を作ってしまっては、権限や責任のことばかり気にしてしまい、仕事に向けるための意識が分散されてしまいます。

どう変わるべきか?(ヒエラルキーからユニットへ)

チームの1人1人をリスペクトできる組織になるべきです。
そのためにはリーダーやメンバー、マネジャーを1つの役割としてとらえるべきだと考えてます。上司と部下という関係を廃止して、1人の仲間としてその仕事ぶりを評価する組織を作らなくてはいけません。
つまり、ヒエラルキー型の組織ではなく、ユニット型の体制を築く必要があります。顧客の要求を落とす人から、コードに落とし込む人までがすべてフラットな関係になり、全員が納得する形でお互いの仕事を評価できるような組織になるべきです。

変わるためには

まずこの業界のゼネコン体質を改善しなければいけない、というところで躓くのが悲しいところ…。