Javaとオブジェクト指向(と、柔軟なシステム作り)

よく「Javaを学習するときはオブジェクト指向を理解できるかが重要」とか「JavaRubyとかと比べて生産性も低いしオブジェクト指向を理解できていないと柔軟なシステムは作れない」だとか「Javaというのはオブジェクト指向…云々」などなど。
こういうくだらない文章を読むたびに「オブジェクト指向ってのはそんなものなのか!?」と暗澹たる思いをする。システムの柔軟性については、オブジェクト指向みたいなシステムの内的側面よりも、要求定義である外的側面やDB設計による良し悪しの方が、よっぽどかプライオリティが高いと思う。
特に(柔軟性という意味では)DB設計なんてのはシステムのデータ構造(グローバル変数)を決める極めて重要な工程なのだから、それをさしおいて、オブジェクト指向を持ち出すのはちょっとどうかと思う。
それにJavaよりもRubyの方が(メッセージング指向という意味で)オブジェクト指向だし…。