オブジェクト指向は構造主義?

豆蔵の人が、@ITの記事でUMLについての話を書いている。
クラス図の落とし穴 (2/3) - ITmedia エンタープライズ
この中で語られている言葉、「オブジェクト指向構造主義」。なかなか味わい深い言葉だ。この記事をきっかけにして、ぼくは構造主義に興味を持ったと言っても良いと思う。
構造主義については、もともと記号論を嗜んでいたときに、言葉だけはチラチラと見たことはあったけど、実際に本を手にとって調べてみるまでは、いまいちピンとこなかった。だって構造主義だもんね。言葉だけ見ててもわかるわけがない。
構造主義の基本としては、お金や物質などの価値は、それ以外のものとの相対的な位置関係によって決定されるという考えただと思う。(この際、間違っていてもそんなに気にしないことにする)
オブジェクト指向も同じようなものだ。オブジェクトというのは概念であって、その価値(責務)も他のオブジェクトとの相対的な位置関係によって決まるのだ。
というようなことを以下の日記を読んでるときに感じた。
http://211.8.82.8/pukiwiki/pukiwiki.php?%C6%FC%B5%AD