最速ローカルRedmine構築 (Windows編)

RedmineAirを動かすためにはRedmineがどうしても必要になります。
すでに社内にRedmineが動いてたら良いのだけど、そういうわけにもいかない時のために構築の手順をメモ。

Redmineをチェックアウトする前に

Rubyインストール

artonさん作成のインストーラを使います。
http://arton.hp.infoseek.co.jp/indexj.html


Railsのインストール

お馴染みのgemsを使ったインストール

gem install rails -v=2.3.5
sqlite3のインストール

こちらからsqlitedll-3_6_XX_X.zipをダウンロードして、ruby.exeが置いてあるディレクトリ(もしくはPATHが通っているところ)にコピー。
http://www.sqlite.org/download.html

gemsからsqlite3へのアダプタをインストール

gem install sqlite3-ruby

ここからRedmine

チェックアウト

適当なSubversionクライアントを使ってtrunkをチェックアウト。 *1 *2

http://redmine.rubyforge.org/svn/trunk
config/database.ymlの編集

productionの設定をsqlite3にします。

production:
  adapter: sqlite3
  database: db/test.db
セッション用のキーを生成
rake config/initializers/session_store.rb
DBテーブル作成・初期データ投入
rake db:migrate RAILS_ENV=production
rake redmine:load_default_data RAILS_ENV=production

これで完成

動かしてみましょう。

ruby script\server -e production

これでhttp://localhost:3000/にアクセスすれば動くはずです。
最初はid:pwともに「admin」のユーザーしか存在しないので適当なユーザーを作ってください。

その他、MySQLへつなぐようにしたり、メールを飛ばすようにする設定はこちらをご覧になった方が良いでしょう。
Redmineのインストール — Redmine.JP

ついでにRedmineAirを試してみよう

こちらからインストールできちゃいます。 (開発中なので不安定+低機能なのはご容赦ください) *3
redmineair.air
アプリが起動したらURIとあるテキストフィールドにhttp://localhost:3000(最後に/をつけちゃダメ)、API KEYとあるフィールドにAPIアクセスキー*4を入力して「再読み込みボタン」を押してください。
後はGridにチケットが出てくるので付箋にしたいチケットをダブルクリックしてください。(チケットが1つも作成されていないと何も表示されないので注意してください)

*1:最新版でなくても良いならbranches/0.x-stableでもよいと思います

*2:RubyForgeアーカイブされてるやつは更新が面倒になるだけなのでおすすめしません

*3:RedmineAirはREST APIを使ってるのでtrunkをチェックアウトする必要があります

*4:Redmineログイン後に右上に表示される「個人設定」というリンクを辿ると次画面の右サイドバーに表示されます