ティム・オブライエン - 「本当の戦争の話をしよう」

ベストだ。間違いなくベストな存在の小説だ。これだけ真剣に自分が抱えている何かについて語られている小説を、今まで読んだことがない。
ぼくにとってティム・オブライエンという作家はとても特別な存在になった。
長編小説なら「ニュークリア・エイジ」
短編小説(集)なら「本当の戦争の話をしよう」
これがぼくの一番のお気に入りの小説である。自信を持って言える。